花弁を染めるのに、何色くらい色出ししますか⋯⋯
こんばんは。
& Emingのエミです。
今日もありがたいことに、とっても気持ちのいいお天気。
なので、本日の制作は[染色]からのスタートでした。
今年、初染めです!
初染めは、花弁を紫系に染めました⋯⋯
もっと染める予定だったのですが、予定がくるって紫系だけの染色となってしまいました。
今日の花弁を染めるのに、8色の色を使ってます⋯⋯
あなたは、紫系で花弁を染めようと思った時、何色色出しをしますか?
ワタシは、きれい系な色よりもくすんだアンティーク風な色が好みのせいもあって色を重ねて染めていきたいので、今回は8色の色を色出ししています。
ベースに4色。
紫系とアクセントに4色。
こんなに色が絶対必要かというと必要ではありません(笑)
ワタシの場合は、あれこれ色を入れていくのが大好きなので気がつくとどんどん増えていってしまいます。
染色って使用する生地によっても発色が違いますし、その時のロットによっても変わります。
一期一会です。
毎回毎回、染めながらの調節が必要です。
なので、ワタシは色を多めに用意しておいて薄い色からどんどん重ねて生地の上で色を重ねて染めています。
もし、なかなか思う色をつくれないと悩んでいたら、1つの液で色を作るのではなく、もっと色を重ねてみてはいかがでしょうか。
同じ色を使っても変化をつけることができます⋯⋯
よく見ると、右側と左側で花弁の色が違うのがわかりますでしょうか?
どちらも同じ8色を使用していますが、何色を先に入れるかどのくらい筆に含ませ染めるのかで変化をつけることが可能です。
染色って、ほんと奥深いです。
この花弁にコテをあてるとまた、熱の変化で色がまた変化します。
完成するまでどう変化していくか、とっても楽しみです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
ワタシも吹っ切れるまでそうだったんですが、色出しってドツボにハマるととっても辛くて苦しい。
なんで色が上手くできないんだろう⋯⋯って悩んでました。
あの頃の自分に、『色出しに決まりはないよ。もっと肩の力をぬいて自由に楽しんで。』と伝えたいです。